東京都のマッチングアプリの実態
数日前に驚くべき発表がありました。
東京都がマッチングアプリを制作するとの情報です。AIを使った結婚マッチングシステムの開発を行っているそうです。
早ければ令和6年の夏頃のリリース予定とのことです。会員登録やスタッフによる相談支援などもあり、非常に優れたサービスになると予測されています。
“少子化”を理由にマッチングアプリを制作。東京都の制作するマッチングアプリは、結婚が大前提。ヤリモクや冷やかし、業者などは徹底的に排除をする心がけを行うそうです。
登録までの手順が少し大変?
東京都のマッチングアプリは、登録までの手順が少し大変そうだと予想されています。
登録エントリー
入会面談
活動準備
紹介(マッチング)
顔合わせ
このような流れになると言われています。東京都運営なので、やはり入会時には入会面談が必要になるようです。
入会面談時に東京都のマッチングアプリに相応しくないと思われれば、入会ができない可能性もあります。
また入会面談は、全てオンラインで対人で行われるそうです。そのため虚偽申告や適当な応募などは、面接時に弾かれてしまう仕組みとなっています。
顔審査や年収制限などは、設けられていないようですが、真面目に働いていたりしなければ、審査に落ちてしまう可能性もありそうですね‥。都民であれば、誰でも利用できるわけではないので、注意をしましょう。
完全独身限定!ハードルの高い役所並の手続きが予想されている
現段階では、以下のような書類や身分証明が必要となっていると言われています。
東京都が運営しているので、かなり堅苦しい雰囲気のマッチングアプリになりそうですね。笑
提出物の中には、戸籍謄本の提出が必要になります。そのため役所へ足を運ばなければいけない大変さもあるため、手軽にできるとは言いづらいです。
しかし真剣に相手探しを行なっている方や結婚相談所に足を運んでいる方には、コスパも良いですし、メリットが多いでしょう。
料金は男女ともに無料
正式な発表は、ありませんが課金要素はないと考えられます。税金で製作しているアプリケーションですから、運営日なども税金で賄うに違いありません。高額な結婚相談所への費用も用意は不要。そのためコスパは、かなりよく活動ができると予測されています。
真剣に結婚を前提とした出会いを探している方には、最適かもしれません。
男女比は不明。話題になっているが実際は‥
東京都のマッチングアプリは、数日前ネットニュースで話題になりました。その際には、SNSでも多くの意見が集まっており、一時期はトレンド入りも果たすくらいの話題となっていました。
しかしながら実際に東京都のマッチングアプリが稼働した際、男女比率はどうなるのでしょうか?
一般的な出会い系サイトの場合、戸籍謄本などの提出が必要ないため、手軽さもあり、登録者数が一定に担保できています。またヤリモクや遊び相手募集など、ライトな目的で利用している人たちもいるため、マッチング可能な母数が圧倒的に高くなっています。
それに対して、東京都のマッチングアプリは、結婚が大前提の出会いとなっています。結婚相談所利用者や本気で結婚を考えている人たち以外の利用は、少しハードルが高いように思えます。
またリリース直後は、面談希望者数が増え、混雑や即日登録ができない状態も予測されます。
もちろんですが、年収や仕事などが重要視されるので、低賃金やアルバイトなどの雇用形態の場合は、マッチング率が著しく悪くなる可能性も考えられます。特に男性は、顔や身長、年収が重要視されるので、40代以上は出会いの失敗率が高くなることが予想されています。
そういった点を考えると、東京都のマッチングアプリは、かなり結婚を前提としたアプリの中でも、ハードルが高いものになるのではないかと思えます。こういった点もしっかりと解消された上で、リリースが行われれば良いですが‥。
結婚詐欺や誘導対策はどうなってる?
そして結婚詐欺や誘導業者の排除などは、どのように対策を行うのか。そういった点も気になります。業者たちは、例え東京都運営のサイトであっても、あの手・この手を使って、自分たちの収益になる客集めを行うものですからね。そういった人たちへの排除方法も気になります。
話題沸騰中の東京都マッチングアプリ
何かと、課題点も多い東京都のマッチングアプリ。しかし多くのメディアも取り上げており、話題沸騰中。かなり注目度の高いアプリとなっています。
東京都が独自のマッチングアプリ開発を進めている。今夏にも実用化の予定だ。少子化を背景に「婚活」促進に取り組む自治体は多いが、都によると、アプリ開発は珍しいという。信頼性を高めるため、都は、独身であることや収入の証明まで義務づける。
都によると、登録するには、顔写真付き本人確認書に加えて、独身証明書か戸籍謄(抄)本の提出が必要。事前面談も課す。身長、最終学歴、仕事内容、所得など15項目の個人情報も、事前入力して相手が見られるようにする。有料を視野に検討中という。
登録の厳格化の理由に、都は、犯罪や虚偽記載といった「トラブル防止」を挙げる。出会いの場としてマッチングアプリの存在感は増しており、都は「関心があるのに結婚できていない人が多いなら支援したい。従来のアプリに不安があった人に、行政への安心感で、婚活の一歩目を踏み出してほしい」とする。 源泉徴収票など所得証明書の提出も義務づける。アプリ業界に詳しい関係者によると、低所得者や無収入の場合、アプリでのカップル成立の可能性は一般的に低いという。行政の対応としては、「低所得者の収入を上げる施策が必要ではないか」という指摘もある。
都は、アプリ開発を含む結婚促進事業に2023年度は約2億円、24年度は約3億円を予算計上している。(中村英一郎)
出典元:Yahooニュースー東京都、マッチングアプリ実用化へ
このようなニュースがある中で、意見も多数出ていました。
ざっと見た感じ、あまり良い印象の口コミは、ありませんでした。税金を使っての開発というだけあり、やはり大多数の人は”税金の無駄では?”と言った点を指摘していました。
また出生率を上げるのであれば、他の取り組みを行った方が効率的では?という意見も多数あがっていました。
費用をかけてアプリを開発・運営しても少子化対策にはならず、結局は税金の無駄遣いに終わってしまうのではないか。
給料が高い仕事を作るための政策を進める方が効果があると思います。
また結婚相談所並みの書類提出に対しての疑問の意見も上がっていました。
登録には結婚相談所並みの書類が必須と。 ヤリモクや詐欺は排除できたとして、対人関係が壊滅的な人たち(特に中年男)へのサポートがないと無料(格安?)以外のメリットがない。 人権に抵触するけどマインドコントロールをかけて別人に仕立てるくらいの性格改善をさせないとマッチングしないよね……
こちらの意見の通り、東京都のマッチングアプリでは、やはりコミュニケーション能力の高さが問われることが予測されています。日頃から人と話すことが苦痛ではないことが大前提。
さらには、積極的に行動ができ、収入もある男性以外は需要数が圧倒的に下がる可能性も考えられます。このような意見をみると、やはり東京都のマッチングアプリは、ハードルがかなり高そうだと思えますね。
口コミは辛辣な意見が多かった
東京都のマッチングアプリの口コミは、辛辣な意見が圧倒的に多い印象でした。やはり税金を使っているため、不安に思う意見が多いのでしょう。
やるならリアルで直接会う婚活パーティーでもやった方がマシだと思うが。 自治体がやるのであれば、アカウント何度も作り直さないように厳格な本人確認とかをやってかないと、結局は民間のアプリと一緒でヤリモク目的のばかりになる。
イケメンや可愛い子がいないアプリは 真面目な人以外は利用しないし 本人確認のハードルと 契約書があまりにも重すぎる。 美男美女が登録することはまずない。
メリットは業者、既婚者がいないことや、身長詐欺や収入、経歴詐称がいないこと。デメリットは、事前面談なんかしなくてもペアーズやタップルで出会える並以上の男性はわざわざこんな手間がかかるアプリを使おうとは思わないことかな。正直なところあまり期待できない印象です。
都民を守りたいなら、このアプリに登録する条件を子宮頸がんワクチンをした男性、バツイチなら育児放棄歴、養育費の支払い状況、通行人に舌打ちしたり、ぶつかり男してますか?とかも記入させないと・・・・・無責任なクズ男との出会いしかないと思うのよ(´・ω・`)それってただの出会い系よ。
やはり一般的なマッチングアプリとは違い、少し辛口に書かれがちなようです。とはいえ、本気で結婚を考えていて、スペックや容姿に自信がある場合、東京都のマッチングアプリは、少し有望なアプリかもしれません。
東京都のマッチングアプリの現段階でのメリット・デメリット
今の段階で分かっている東京都のマッチングアプリは、以下のようなメリットとデメリットが存在しています。
このように東京都が運営なので、何かと安心感は、担保されています。しかし結婚詐欺を行う人や前科者などが利用できないなどの取り入れは、ない可能性もあります。そう考えると、100%安全とは言い切れません。
とはいえ、まだ運営していないサービスです。もしかすると、画期的なシステムで危険性のある人物の排除などが行われる可能性もあります。未来のあるサービスです。
何かと、現段階でデメリットもあるサービスです。しかし今後は、どうなるのかは、わかりません。稼働を楽しみにしておきたいものです。